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カードによるコストの支払い

アナログゲーム メカニクス

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 チップやカウンターなどを使わずにカードだけでコストの支払いを表現するギミック(M:tGの土地カードのような)について。なんつうかマニアックな話題だ。

カードだけで表現するメリットとデメリット

  そもそも、カードで表現するギミックのメリットはなんだろう。一つは「カードとして扱える」という点だ、プレイヤーが何の資源にどのくらい支払い能力を持つかを非公開にしておくことが出来るし、またその他のカードと混ぜて扱うことも出来る。もう一つはコンポーネントがカードだけで済む」、これは人によって評価が別れるメリットかもしれない。カードだけで構成されたゲームを洗練されていると考える人もいれば、色とりどりのトークンやチップが足りないと考える人もいる。ちなみに自分は前者だ。

 デメリットは言うまでもなく「表現の方法が狭まる」ことだ。また基本的に大きい数になる資源を扱うことにも向いていない。ポーカーチップで30点を表現することは簡単でもカードでそれを表現するのは難しい。

 

実際のギミック

1.)タップ

 M:tGプレイヤーには馴染みの深いギミックだ。カードを最初縦向きに置き、それを横向きにする。この動作をタップ(tap)という。これを資源に見立てて支払いの時にタップする。再利用可能な資源としてまた縦向きに戻して利用できる場合と、タップ状態からさらに利用すると捨て札になる場合がある。後者は東方カードゲームのVisionで採用されている。また、タップ資源として利用できるカードが決まっている場合と、どんなカードでもタップ資源として出せる場合がある。前者はM:tG、後者はVisionやDuelMastersのシステムだ。カードの裏表を利用しても同じことが出来る、例えば『The Majority 2』(操られ人形館)ではチップとその裏表を利用してタップが再現されていた。

 

2.)手札公開

 手札のうち特定のカードを公開するだけでコストの支払いとするもの。このギミックがメインの支払い方法で用いられているのはまだ見たことがない。そもそも、資源として消費していないのだ。基本的に他の支払い方法の代理コストとして位置づけられる。なにせ公開するだけで消費しないのだから実質コストなしと同じだ。代理コストとして用いられる場合も厳しい条件がつくのが普通である。

 

3.)ディスカード

 カードを捨てることでコストを支払う。M:tGの《Force of Will》のピッチコストやカタンの資源カードなどが例。

 

4.)カードカウンター

 一休さんのトンチじみているがカードをカウンターのように扱うことで、コストの支払いや資源を表現する。具体的には2枚のカードを重ねあわせる、下敷きになるカードには目盛りが描かれており上のカードをズラすことで現在の数値を表示する。ゾンビタウンとかBANGといったゲームが採用している。スパ帝国はカードとクリップで同じようなことをしている。

 

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